交通事故と整骨院

整骨院行ったことない人いますか?どんなとこでしょうか。

交通事故で怪我をした際、整形外科だけでなく整骨院にも通うことで、症状の緩和につながります。

目次

整骨院のかかり方

  交通事故☓整骨院の選択肢

整骨院とは、柔道整復師という国家資格を持つ人が、むち打ち、骨折、捻挫打撲、肉離れといった症状を緩和するための施術を行う場所になります。

受付で長時間待たされる病院と違って、整骨院は待ち時間が少なめ。土日祝日、遅い時間帯でも対応しているところが多く、通いやすい点が通院する大きなメリットになります。

ただし、柔道整復師は、外科手術、注射、投薬、レントゲン撮影などを行うことはできません。

上記のような医療行為が必要な場合は、整形外科などの病院へ行きます。診断書が必要な場合も、整形外科の医師へ作成を依頼する必要があります。

  交通事故☓整骨院☓健康保険の利用は?

交通事故の怪我は健康保険の適用外ですが、自賠責保険が適用になるので被害者に治療費や通院費などの費用負担はありません

健康保険適用可否の症状について説明します。

  • 健康保険適用する症状

捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)、骨折、脱臼、筋違い、ぎっくり腰(負傷原因がはっきりしている場合に限られます)

  • 健康保険適用しない症状

交通事故の怪我⇒自賠責保険により、加害者が被害者に費用を負担します。

通勤や勤務中の怪我⇒労災保険が適用されます。

慢性的な肩こり、腰の痛み、筋肉痛⇒慢性的な症状は保険適用外です。

マッサージ代わりの利用⇒整骨院は、整体院ではないんです。

過去に負った怪我の施術⇒残念ですが、保険適用外です。

  整骨院で行われる施術とは

柔道整復師は医師ではないため、整骨院で医療行為ができません。

このことから、整骨院での治療は、治療ではなく、施術と表現されることが多いようです。

また、整骨院で骨折や脱臼の施術を受ける場合、応急手当のみであれば柔道整復師の判断で行えますが、手当をした後も施術を続ける場合は医師の同意が必要になります。

 整骨院の施術分類

  • 整復法

ずれた骨や関節をもとの状態に戻す施術

  • 固定法

折れた骨が動かないようにギプスや金属副子などで固定する施術

  • 後療法

患部の回復を早めるための施術

後療法には、手技療法、物理療法、運動療法があり、症状に合わせて柔道整復師の先生が適切な療法をしてくれます。

・手技療法

手技療法は、器械や道具を使わずに手だけで症状を緩和させる療法です。

柔道整復師の手によるマッサージや種々の手技を行い、押したり揉んだりして患部に刺激を与え、症状の回復を目指します。柔道整復師の先生の手は、分厚く大きくそして包み込むような手です。

・物理療法

物理療法では、電気や光、温熱、冷却、超音波などの物理的なエネルギーを用います。

患部に刺激を与えることで、筋肉の緊張がほぐれたり、新陳代謝が促進されたりといった効果が期待できます。

・運動療法

運動療法は、骨折や脱臼の治療によって低下した筋力を回復させるのが目的です。

方法としては、柔道整復師が患者の体を動かすストレッチ、可動域を広げるための関節モビライゼーション、筋力トレーニングなどがあります。

整骨院への通い方

交通事故の怪我で整骨院にかかる場合、まずは病院で診断書を取得する必要があります。

物損事故だと治療費や通院費に自賠責保険が適用されないため、診断書を取得して警察署で、人身事故として処理してもらわなければなりません。

●一般的な来院時の流れ

1. 受付

交通事故による怪我の施術を希望することを伝えます。

2. 問診

柔道整復師へ怪我の症状や状態を具体的に説明しましょう。今後の施術に関する提案を受けます。(施術内容や期間など)

3. 施術

怪我の症状や状態に沿った適切な施術を受けます。

4. 会計

自賠責保険を利用した通院の場合、治療費や通院交通費の負担はありません。

まとめ

整骨院は、柔道整復師よって施術が行われるところです。

整骨院の施術には、整復法、固定法、後療法という3つの方法があり、後療法はさらに手技療法、物理療法、運動療法の3つの療法に分類されます。

手術、投薬、注射、レントゲン撮影といった医療行為を行うことはできません。

手技によって人間の持つ自然治癒力を高めることで、症状を緩和させ早期回復をはかることが目的です。

【交通事故通院なび】は、全国に5万院あるといわている整骨院の中から、症状にあわせて交通事故対応や医療機関とも連携がとれている整骨院のご紹介が可能です。

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今日も1日安全運転で、行ってらっしゃいー!

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