交通事故の人身事故に巻き込まれた際の対処法と注意点

はじめに 交通事故で人身事故に巻き込まれた際、どのように対応すべきか、また注意すべき点は何か。この記事では、そうした状況に直面した際の具体的な対処法と注意点を詳しく解説します。

目次

  1. 人身事故と物損事故の違い
  2. 人身事故に巻き込まれた際の対処法
  3. 人身事故に遭遇した際の注意点
  4. まとめ

人身事故と物損事故の違い

人身事故と物損事故の違い 人身事故とは、交通事故により人の身体や生命に損害が発生した事故を指します。これに対し、物損事故は人の身体や生命への損害がなく、物的な損害のみの事故です。例えば、駐車中の車に追突されたり、対向車とのすれ違いでミラーが衝突したりした場合は物損事故に分類されます。ペットが交通事故に遭った場合も、法律上は物損事故として扱われます。

人身事故に巻き込まれた際の対処法

人身事故に巻き込まれた際の対処法 人身事故に巻き込まれた際には、以下の対処法を優先して行うことが重要です。

① 速やかに警察に通報する
事故発生後、まずは警察に通報しましょう。加害者に報告義務がありますが、被害者が通報することも推奨されます。警察到着までの間に、加害者の情報や目撃者の証言を収集し、事故現場の写真を撮影しておくことが重要です。

② 治療に専念する
警察の事情聴取が終わったら、すぐに医療機関で診察を受けましょう。示談交渉は治療が一段落した後に行います。整形外科での診察はもちろん、必要に応じて他の専門医の診察も受けることが大切です。

人身事故に遭遇した際の注意点

人身事故に遭遇した際の注意点 人身事故に遭遇した際には、以下の点に注意して対応することが重要です。

①加害者から人身事故にしないよう要求されても応じない。
加害者から人身事故にしないよう要求された場合でも、怪我がある場合は人身事故として届け出ましょう。物損事故として届け出た場合でも、後から人身事故に切り替えることは可能です。

② 事故直後の示談に応じない。
事故直後の示談には応じないようにしましょう。診察を受ける前に示談に応じてしまうと、後から発生した損害に対して治療費や慰謝料を請求できなくなる可能性があります。

③ 目撃者に証言を依頼する。
目撃者がいる場合は、その証言を示談交渉等で活用しましょう。第三者の証言は、交渉において有効な証拠となります。

まとめ

交通事故の人身事故に巻き込まれた場合、迅速な対応が求められます。警察への通報、医療機関での診察、そして適切な示談交渉が重要です。また、加害者からの不当な要求に応じず、目撃者の証言を活用することも忘れてはなりません。交通事故通院なびでは交通事故対応に強い専門家のご紹介もしております。お気軽にご相談ください。

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